tanshi No.11〜
「何笑ってるの?」
「笑ってないよ。」
「笑ってるじゃん。」
君が隣にいないのなら
君のいた場所で君を想おう
「今の僕じゃダメだね。」
寒がりな君だから
冷たい僕じゃ抱けないね
今の僕じゃダメだね
確かに僕達は他人同士だ
だけど、自分を責めることだけは
もう止めにしよう
お互いに
もっと知りたいと思う気持ち
知られては嫌われてしまうのではないかと思う気持ち
どちらをとるかは
あなた次第です
"なんとなく"だって理由の一つだよ
振り返れば
いつも君がそこにいて
僕はまだ
思い出の中から抜け出せずにいる
あの人の心の中に
僕の居場所はあるのかな