「雨音」



"大嫌い"　その一言で


終わらせてくれればいいのに


だったら　僕に何を


求めているというの？




ごめんね　また君を困らせて


響く雨音　秋の恋




本当は　いつだって


側にいたいんだけれど


息苦しさを　感じさせてしまうのが


恐くて　素直にはなれなくて




まだ雨は降り止まず


遠い記憶が揺れている




さりげなく　想いを飲み込んだ


また少しずつ　心が臆病になってゆく


君がいない時間は　ただ不安で


だから傍に―




もっと・・・　　ずっと・・・




Don't let me.


君の目に　僕はどう映るの？


Don't ask me.


この想いも　いつか消えてしまうのかなぁ




それでも君を守りたい


そう思うのは　ただのエゴかな？




なにげない　日々　僕の仕草を


真似してみせる君に　思わず笑った


そんなひとつひとつが　僕にとって


何よりも―




さりげなく　想いを吐き出した


雨音に重なり　掻き消されれゆく


それでも　届きはしない訳じゃなくて


ただ一つの笑顔を―




きっと・・・　　ずっと・・・